クレセント クローゼット

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ロボボプラネット 強化版ボスについて(エリア4&5)

 エリア4と5の強化版ボスについて感想とか攻略とか。技名は小学館の公式攻略本より。エリア3のボスはエリア6と一緒に紹介します。

 隠しボスなどに関するネタバレがあるのでご注意ください。

星のカービィ ALL STAR COLLECTION メタナイト (S) ぬいぐるみ 高さ14cm

星のカービィ ALL STAR COLLECTION デデデ大王 (S) ぬいぐるみ 高さ25cm

 

 

強化量産メタナイトボーグ

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 メタナイトボーグ及びメタナイトボーグ改の強化版。全身黒鉄のセキュリティマシンである。

 前半はエリア4のメタナイトボーグ準拠、後半はエリア6のメタナイトボーグ改準拠の行動をとってくる。

 プレイヤーである以上、ボスとして本人を出せない都合で用意されたこと、2形態を複合した強化版であることなど、トリデラの「ブラックデデデ」との共通点が多い。

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 三段斬りや回転斬りといった剣技を1~2回放ってから確定行動の「アイビーム」「ランチャーミサイル」などを繰り出すというルーチンを持つ。これは通常版も同様。

 危険なのは予備モーションが短い上に一気に距離を詰めてくる「ドリルスラッシュ」。ランダムパターン中に組み込まれているためとても対処しにくい。

 無敵時間付きのダッシュ攻撃を中心に用いれば、不意にドリルスラッシュがきてもすれ違いながら凌ぎやすい。他の剣技が来ても背面を取ることができる。

 剣技ターン中には、たまにガードでこちらの攻撃を無効化してくる。ただし過去作のメタナイト系のボスと比べて明らかに頻度が少ない。

 最初の確定行動である「アイビーム」の間は背中がガラ空きとなり、その時間も長い。ガッツリ体力を奪ってしまおう。

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 後半にはバックアームズが展開される。「アームズパンチ」のラッシュは前進しながら放ってくるため、距離をとっただけでは安心できない。後ろに回り込めばやはり攻撃し放題となる。チャージ中にジャンプで飛び越えてしまおう。

 「アームズグリップ」は床ではなく天井に貼り付けるようになった。反撃不可能に思われるが、アームがあるらしき画面上方に攻撃するとダメージを与えられる。終了後にアームを収納する際には立ち止まるため、大きな攻撃チャンスとなる。

 「メガビームソード」での3連切りつけや、バッグアームズを振り回す投技「アームズホールド」は使用しない。

 「メガアイビーム」後のガラクタ落としはスピードが格段に上昇しており、次から次へとせわしなくスクラップが降ってくる。メガアイビーム中はやはり隙だらけなのでこの間に倒せるならそれに越したことはない。

 

 ミサイルやアイビームなどでしばしば動きを止めては潜り込むスペースを提供してくれる上に、そもそもそれらの弾幕自体がぬるい。メタナイトボーグ改に比べればマシとはいえ、バックアームズ展開後はなおその傾向が顕著になってしまう。

 見てくれが派手なだけで反撃チャンスだらけであり、はっきり言ってレベル4ボスの強化版+αとしては力不足。WiiのゴライアスEXやトリデラのトグ・ロ・ガラーガDXが手強かっただけに一層際立つ。

 メタナイトの疾風のごとき剣技を思い知らせてやろう。全身マシンであるらしく、倒すと炎とともに爆発してしまう。

 

 メタナイトボーグのデータを元に製作されたセキュリティマシンの量産型であり、最新技術によって大幅に強化されている。量産はされているがまだ実用前の段階であるらしい。先行量産機による最終テストの真っ最中だったのかもしれない。

 単体であれば本来のメタナイトにまるで及ばぬまがい物であっても、無数に襲いかかってきたとしたら……。流石のカービィたちでも厳しい戦いになっただろう。

 「メタナイトでゴー! リターンズ」において、メタナイトボーグのデータをハルトマンワークスが所有するとはどういうことだろう。こちらでもメタナイトが一度捕まって改造されたのだろうか。

 時間も空間も超えてメタナイトボーグのデータがどこからか転送された、という可能性もあるかもしれない。マザーコンピューターには「時空テンイプログラム」が備わっているのだ。現に、ギャラクティックナイトは異空間ロードを通じて古の時代より召喚されている。

 

Re:クローンデデデ

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 クローンデデデの強化版。白っぽいオレンジ色となった。ミルクティーカラーである。

 トリデラの「マスクド・デデデ リベンジ」の「アクスショット」「シャイニングアクス」(ハンマーだが)が追加された。

 しかし実は、これらの新技は1回しか用いられない。そして戦闘が長引くとホバリングやハンマー叩きつけを2連続で繰り出したりと、行動が安定しなくなる。おそらくランダムパターンに移行するものと思われる。

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 「デデデクローンズ」に分裂してからが本番。まずは「みんなでスライディングターン」で片側までスライディングし、そのまま腹で滑るように往復してくる。背後を取って一息ついていると戻ってくるデデデに突き飛ばされやすい。

  「みんなでスライディングターン」→「みんなでハンマーファーマー(筆者による仮名)」までは確定行動で、その後は「スライディング」「ハンマー叩きつけ」「ホバリング体当たり」「3連デデデジャンプ」からランダムに攻撃を繰り出す。

 実はこいつら、ランダムパターン移行後は3体同時に動くことはない。2体が攻撃にまわっている間、1体はその場で待機しているのである。そしてどちらか1人の行動が終わった直後に待機中の1体が攻撃を開始し、また違う誰かが待機に入る。

 したがって、3体同時に隙を晒すのは誰かが倒されているときのみである。加えてしつこくカービィにまとわりつくように動くため、スナイパーの「ぎたい」などで隠れているとハメられやすい。上の画像は悪い例。

 倒す度に最大体力が減っていき、ついでに身体も小さくなる。再生能力にも限度があるらしい。

 逃げまわっていると簡単にジリ貧へと追い込まれてしまう。ダメージ覚悟でとにかく攻撃しまくったほうが有効だろう。

 敵対心を剥きだしに執拗に迫り、さらに数の有利を活かした戦法で着実にカービィを追い詰めていく強敵。攻撃的ながらも猪突猛進ではなく計算高い優秀な兵士である。ハルトマンワークスの「この星では強い生命体」という分析は確かだったと言えよう。

 

 心までもデデデ大王本人に似せることは断念された。いくつかの試作型では食べ物ばかり求めたり、とある昆虫をやたらと恐れたりと、兵士として不完全なものが見られたためである。試作型は「処分」されたのだろう。

 食べ物ばかり求めるのは初代の事件から。プププランドの食べ物を根こそぎかっぱらうという、改めて考えるとえげつない悪事をはたらいている。春風とともに現れた若者、星のカービィがこれを懲らしめたのがすべての始まりである。

とある昆虫とはおそらくハチのことだろう。トリデラで拉致、洗脳された件でセクトニアから忘れられぬ恐怖を刻み込まれたらしい。なおクモ(タランザ)は昆虫ではない。

 加えるならば、前作のムービー「星をつかむもの」でも起き上がるセクトニアを前にデデデはカービィの後ろでブルブルと震えているため、以前からハチが苦手だった可能性もある。

 最もあの状況ならば、ハチが嫌いでなくとも恐怖心に支配されて不思議はないのだが……。

 

Re:クローンデデデ&D3砲

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 D3砲もリニューアル。ポケモンが出てきそうなカラーリングはデデデ大王のガウンに由来している。リニューアルされても相変わらず足漕ぎ式である。

 「ディーゼルトレイン」のスピードアップが目立つ。カービィと同じラインを走ることも多くなった。反撃しやすいが轢かれやすくもある。

 走行パターンも豊富になっており、イチョウ型に4回ずつ、十字レールを往復、全レールが点灯して爆走など、高速化もあり相当厄介になった。

 後半戦の早々から「ディザスターフレイム」で回転しながら焼き払おうとしてくる。どういうわけか根本に攻撃判定がないため、潜り込めれば大チャンスである。

 対地性能に関しては非常に優秀な兵器なのだが、実は対空性能がサッパリであり、ホバリングしているカービィに殆どの攻撃を楽々かわされてしまう。D3砲はいいぞ(飛んでれば)。

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 回転しながらの「デッドビームマシンガン」と左右からの「デンジャーキャノン」は空中のカービィにも狙いをつけてくる。ただし狙いが甘かったり時間に十分な猶予があったりするので、回避は容易いだろう。

 飛んでればいいぞとは書いたが、UFOなど一部コピーを除けばこちらからも攻撃できないので、反撃時には地上に降りる必要がある。ディーゼルトレインには気をつけよう。

 

 この立体砲台はとてつもなく高額で、ウィスピーウッズやメタナイトのサイボーグ化の4倍ものコストがかかっている。あの鉄巨兵ギガヴォルトと比べても50億ハルトマニーも高い。

 ギガヴォルトの価格はギガヴォルト2の半分の43億ハルトマニーであるため、Re:D3砲のお値段は93億ハルトマニーとなる。なおハルトマンの乗る「プレジデンバー」は更にこの4倍、372億ハルトマニーである。

 これだけ費やしたのに自転車みたく必死でこがないと動かないのはどういうことなんだ……。

 クローンデデデと比べて見劣りする相手ではあるが、建造物の破壊だとか、有象無象をまとめて焼き払ったりだとか、後方から味方を支援したりだとか、そういう場面ではきっと猛威をふるうことだろう。適材適所である。

 再生を繰り返して疲弊したデデデクローンズに武器を与えるという発想は良かったが、本来の強みである手数の多さを自ら捨ててしまっている。メタナイトボーグと同様の、元の利点を大型兵器のロマンで台無しにするミスである。

 例えば1人1人を小型戦車に乗せていれば、3対1を継続できたのに……。

 

 メタナイトではなくクローンデデデにこそあのゴテゴテした重装備を取り付ければ良かったのではないだろうか。重たいハンマーや大斧を振り回し、ミサイルランチャーや火炎放射器も用いていた彼(のクローン)ならば、長所を殺すこともなくパワーアップできたと思われる。

キャラクタースリーブ 星のカービィ メタナイト (EN-210)

キャラクタースリーブ 星のカービィ デデデ大王 (EN-209)

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